紅葉を求めて井山宝福寺に行ってみました。

いらっしゃ~い道楽息子です。

毎年この時期になるとテレビや雑誌で、
さらにはお客さんからも紅葉の情報が入り、
行ってみたいと毎年思うのですが、
この時期って日が暮れるのが早いでしょう

なのでいつも紅葉を見た帰りが薄暗くなって、
何か淋しい気持ちで帰る記憶が付きまとうんです

とは言ってもこの時期を逃すと紅葉なんて
他の季節とか絶対ありえませんから仕方なく
重い腰を上げる事とはなるのですが

で、今年は「岡山県の総社市」

総社市と言えば、備中国分寺の五重塔が
超が付くぐらい有名ですが、今回は紅葉を
求めて「井山宝福寺」に行ってみました。

何故か?福と寺の間に禅という字が入りますが

正門から階段を上るとすぐに紅葉が

正門をくぐり本殿?に向かって

紅葉は字の通り紅い葉っぱが多い中、
黄色い葉っぱがあったので

本殿?の回りの紅葉と地面の苔とのコントラストも
最高です。

本殿の隣の建物は大掛かりな改装工事が

少し左を写すと

右側に何やら石像が写っておりますが、
分かりますか?

これです

この像をよく見て下さい

誰ですか?筒型の帽子を被った像ではありません

この像は柱に縄で縛られた小僧さんの姿で、
左足の前に小さく写ってるのはネズミなのです。

で!何か?って

実はこのお寺、あの水墨画で有名な雪舟が
小僧時代に修行をした所で、ある日のこと
和尚さんに怒られ、この像の後ろに見える
「方丈」と呼ばれる建物の柱にくくられた雪舟は
流した涙でネズミを書くとそれが本物かと思われるほど
凄く良く書けてたと言う話が残ってるお寺所なのです。

そしてもう一つこのお寺には素晴らしい物が
あります。

ジャ~ン!三重塔です

このブログの書き始めに岡山県総社市で
超有名なのは備中国分寺の五重塔だと
言いましたが、こちらも凄いんですよ

600年前の室町時代の三重塔ですよ

読んでみてね

では三重塔と紅葉のツーショット

こんなに紅葉しているもみじの葉っぱも

もう紅葉は飽きたって言われる方、
次の写真のタイトルは「夏と秋の境で」
ご覧下さい

ど~でもいいって!

ではコレはどうですか?

お寺の境内で紅葉の撮影に必死なカメラマンが
踏みつけたと思われるカマキリの死体ですが

このカマキリの死体と一緒に写ってる黒くて
細長いヒモの様な物体は何でしょう?

ブー!

カマキリの腸ではありません!

答えはハリガネムシ

これまたどうでもいいって?

でも初めて見た方もおられると思いますので、
さらに話を進めますがご辛抱を

私もカマキリは子供のころから何度も
見た事がありますが、ハリガネムシを
初めて見たのは10年ほど前のことです。

愛犬インディー君との散歩から帰った
私は、犬小屋の近くで彼が何かをくわえたのを
目にします。

近づいてよく見るとカマキリではありませんか、
「出せ、出せ」の命令に従い彼の穿きだした
カマキリは既に瀕死の重傷を負っておりました。

これが本当の「虫の息」な~んてね

済みません

それで、そんなカマキリのお尻から何やら
動く細長い物体が出てきて、クニャクニャと
のた打ち回ってるではありませんか

一瞬はお腹から出てきたのでサナダムシっぽい
寄生虫かな?と思いましたが、棒でつつくと
硬い感触、動きもクネクネでも無く、もっと大きな
動きなので気持ち悪くて

翌日、当時のスタッフからそれがハリガネムシ
と言う寄生虫だと初めて聞きました。

ハリガネムシは元々水中にいて水中で産卵し、
その卵から生まれた幼虫を水生昆虫が水と一緒に
取り込み、その水生昆虫をカマキリが食べて
寄生虫として大きくなり、水辺での脱出を待ってる虫だと。

済みません

綺麗な紅葉で締めたかったのにカマキリの
死体になってしまって

綺麗な写真はこの後さらなる紅葉を求めて
向かった総社市の北に位置する「豪渓」で!

ではそろそろ次のページに・・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。